コンパクトパネルソーは自動では動きません。
 
コンパクトパネルソーと大型パネルソーを比べて、
1番の違いとして挙げられるものは、
材料のカット方法だと思います。

コンパクトパネルソーでのキカイ操作は
"全て手作業"となります。

例えば大型パネルソーならば、
鋸が上から下へと自動で動き板材をカットしてくれますが、
コンパクトパネルソーは鋸を上から下へと動かしたり、
板材を右から左と動かしてカットを行います。




コンパクトパネルソーと大型パネルソーとのカット作業を
図式で比較してみましょう。

コンパクトパネルソー 大型パネルソー
カット作業開始
カット作業終了



図で見るだけなら『鋸が上から下へ自動で動く』
『鋸を自分で動かす』かだけの違いだけで、
板材をステージにのせる、寸法をあわせる等の作業はすべて同じです。

この『鋸を自分で動かす』という部分が
コンパクトパネルソーを敬遠される理由のひとつです。

もちろん大型パネルソーを導入できるだけの経済性や
設置場所などがあるなら大型パネルソーの方が上だとは思いますが・・・
『パネルカットの頻度が少ない』
『そこだけに多額の投資はしたくない』
『大きな板材をある程度に切り分けできれば良い』

と考えているお客様には、
コンパクトパネルソーはかなりお勧めのキカイだと思います。